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洗濯物の生乾き臭を防ぐには?

2024. 05. 10

春もあっという間に過ぎ去ろうとしています。
これから嫌われ者の6月に突入していきますが、5月も意外と雨が多い季節です。
湿度も上昇してきているので、洗濯物を部屋干しすると生乾きに悩まされるようになってきました。
洗濯したのに臭くなってしまうという本末転倒な結果に憤りを感じるとともにやるせない気持ちになりますよね。

 

対策するために、生乾きのメカニズムを知りましょう。
生乾きが発生してしまう原因は、モラクセラ菌という微生物の排泄物によるものです。このモラクセラ菌は私たちの身の回りに潜んでいて、水分や皮脂をエサとするために洗濯物に付着し、排泄物を出して臭いが発生してしまうのです。

 

微生物の排泄物によるものだとわかり、ますます嫌悪感が増してきますが、対策するには敵を知るのが1番で、もっと深く知っていくと対策方法が見えてきます。

 

モラクセラ菌は、洗剤、乾燥、紫外線に強いという特徴を持ちます。
一度洗濯して乾かしても、濡れたらまた臭いということを経験したことがあると思います。これは上記特徴を持つため、モラクセラ菌が完全に死滅していないということです。

 

だいぶやっかいな菌だということがわかりましたが、熱に弱いという弱点があります。
60℃程度のお湯で発育が抑制、80℃のお湯で完全に死滅します。
そのため、洗濯前にお湯でつけおきしてから洗濯すると生乾き臭を払拭できます。

 

少し手間な作業になりますが、せっかく干したのに臭くて洗濯しなおしよりは遥かにマシでしょう。
ぜひ試してみてください。

 

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英輝有限会社
高間 睦正

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